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● ミニ特集 学研ホラーノベルズ ●
▼なんでかなぁ〜。

企画者の勇気を感じるシリーズ。このラインナップで売れると思ったのかなぁ。うーん。
学研M文庫として文庫落ちしているものが多いのですが、「なぜ、それをして、これをしないのか?」と思うセレクトです。私は単行本支持派です。「いかにも!」な感じで。

お買い求めの際はまず文庫の刊行状況を確かめられるのが得策かと存じます。

▼かの人の、かの作品。

ずっとお城で暮らしてる 学研ホラーノベルズ(シャーリイ・ジャクスン 山下義之訳/学研)

『くじ』のシャーリイ・ジャクスンの噂の作品です。「モダン・ゴシックの女王の最高傑作(あらすじより)」we have always lived in the castle ずっとお城に暮らしてる、なるほど。
→城つながり

▼見逃してはいかん。

魔道書ネクロノミコン 学研ホラーノベルズ ※送料無料(コリン・ウィルソン序文 ジョージ・ヘイ編 大瀧啓裕訳/学習研究社)

ものものしいです。「戦慄すべき魔道書の全貌」。見逃してたけど、これもクトゥルー関連としては興味深いのでは? アンジェラ・カーターのラヴクラフト考「ラヴクラフトの風景」もありますし。
※文庫は流通中です

▼きゃー。

骸骨城―スクリーンの異形―MOVIE MONSTERセレクション 学研ホラーノベルズ(井上雅彦/学研)

井上さんの短編集です。連作集。かなりイヤな感じの怖さ。

▼にゃー。

邪神たちの2・26 学研ホラーノベルズ(田中文雄/学研)

青年将校たちが太古の邪神族の陰謀を打ち破ることができるのか?(あらすじより)

▼ハイスクールホラー。

ドリームチャイルド 学研ホラーノベルズ(野崎六助/学研)

ハイスクールホラー。なるほど、そんなジャンルもありですか。女子高生6人に襲いかかる悪夢の惨劇。

▼ふーん。

マウスオブマッドネス 学研ホラーノベルズ(ジョン・カーペンター 朝松健/学研)

失踪したホラー作家が書き残した最後のベストセラーは全人類を破滅させる狂気の書だった─ジョン・カーペンター監督の恐怖映像を朝松健がオリジナル小説化。?。

▼少女ってこわい。

少女怪談 恐怖少女セレクション 学研ホラーノベルズ(大原まり子・大槻ケンジ・石原慎太郎他/学研)

大原まり子さん「憑依教室」、大槻ケンジ「なつみさん」が怖いです。というか多分、それから読んで、凹んで、他は読んでいない気がします。

▼手練れ。

巫子―自選少女ホラー集 学研ホラーノベルズ(皆川博子/学研)

「巫子」「夜の声」「幻獣」「冬薔薇」など全9編収録の、怪奇幻想短編集。

   
▼うわぁ。

クトゥルー怪異録 極東邪神ホラー傑作集 学研ホラーノベルズ(菊地秀行・佐野史郎・友成純一他/学研)

カバーが佐野史郎で非常に不気味です。

▼ノンフィクション風。

フランケンシュタインの日記 学研ホラーノベルズ(ヒューバート・ヴェナブルズ編 大滝啓裕訳/学研)

「米国の老牧師が入手した古ぼけた古文書、それはヴィクトール・フランケンシュタインが遺した呪われた人造人間創造の手記だった…博士直筆のデッサンをまじえて克明につづられた驚愕の実録、その全貌を本邦初公開!(あらすじより)」ですって。ほんとの日記風です。
→日記つながり

   

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