迷子になったらまずHOMEへ

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● 新入荷本1行紹介 新入荷本の中から、極私的特選本たち 2007/3/21〜 ●
▼ロマンチック。

アリゼの村の贈り物(高柳佐知子/河出書房新社)

オナゴの夢です。オナゴが少女の時から夢見る、ロマンチックなライフスタイルが全部、そこにあります。イチゴ摘み、お茶会の招待状、花の冠、夜更かしの夜食。などなど。などなど。ウフフッ。心は10歳。
ロマンチックを現実にするレシピが紹介されています。期待を裏切らない高柳佐知子味。モノクロなのがとても惜しいです。

▼あのシリーズ。

イソップ童話集 幻の絵本館(チャールズ・ロビンソン絵 立原えりか訳/立風書房)

立風書房のアノシリーズでございます。
チャールズ・ロビンソンさんは、当店でかつて在庫していた「美女と野獣 幻の絵本館」のウィリアム・ヒース・ロビンソンさんと兄弟です。ロビンソン3兄弟、絵本の黄金期の代表的な描き手とのこと。
→「幻の絵本館」について、もう少し詳しく

▼期待。

真夜中の檻 創元推理文庫(平井呈一/東京創元社)

怪奇モノの翻訳で高名な平井呈一さんの創作2篇(「真夜中の檻」「エイプリル・フール」)とエッセイを併録。
特に「真夜中の檻」は「本邦ホラー屈指の傑作として名高い」そうです。期待!
※流通中。

▼カバーがお気に入り。

四つの署名 ハヤカワ・ミステリ文庫(アーサー・コナン・ドイル 大久保康雄訳/早川書房)

珍しくもないホームズさんですが、真鍋博のカバーがお気に入りです。じつは集めたいと思っています。ちょっと病気(笑)。
昭和58年の初版。他文庫にもありますので御注意。

因みに同じタイプの『緋色の研究』はこんな感じ。

▼山本容子さんの白雪姫。

白雪姫 世界みんわ絵本<ドイツ> ※カバー欠 ※難アリ、御注意(高津美保子:文 山本容子:絵/ほるぷ出版)

白雪姫の絵本。山本容子さんの白雪姫というだけで、とにかく見たいひとにはオススメです。さすがです。
※流通中。

▼やなせさん。

やさしいライオン フレーベルのえほん2(絵本)(やなせたかし:作・絵/フレーベル館)

やなせたかしさんの泣ける絵本。やなせさんは、ちょっと泣かせようとしすぎだと思います。泣きますが。
※流通中。

▼もいっちょやなせさん。

ルルン=ナンダーのほし 講談社の幼年創作童話6(やなせたかし/講談社)

これもやなせさんの泣き絵本。地球に落ちてきた星、ルルン・ナンダーはまだまだ子供で、小さすぎて、空へ帰ることができません。
→星つながり

▼これも。

ラーメンてんし キンダーおはなしえほん5(第14集5)」
(やなせたかし:文・絵/フレーベル館)

ラーメンぼしのラーメンのゆげのなかからうまれたラーメンてんしのお話。ジャングルでライオンに追いかけられているシクシク少年を助け、さらに泣いているシクシク少年の力になります。
すんごくカワイイ30頁です。かなり胸キュンです。
→麺類つながり

▼ちょっとだけ。

にぎやかな首飾り(山室静・立原えりか編/出帆新社)

童話の同人雑誌「海賊」に掲載された童話を編んだ短編集。ほとんどの作品が知らない作家さんのものですが、安房直子「谷間の宿」※、立原えりか「恋唄」も収録されています。
※「谷間の宿」は「海賊」ではなく、「ショートショートランド」が初出だそうです。

▼集めたい。

黄色い猫の秘密 ジュナの冒険7 ハヤカワ文庫Jr(エラリー・クイーン 村岡花子訳/早川書房)

全部持ちたいジュナの冒険シリーズ。エラリイ・クイーンのジュニア向けミステリ。
前、『青いにしんの秘密』も在庫していたんだけどな…、画像を撮るのを忘れました。ちぇーっ。
→猫つながり

▼ディケンズさん。

骨董屋 上・下セットで ちくま文庫(チャールズ・ディケンズ 北川悌二訳/筑摩書房)

みんなが誉めるディケンズさんです。
ポーもこう言ったようです。「何といっても『骨董屋』は、ディケンズ氏のうちで一番いいものである。この本ならいくら賞めてもかまわない。すべて天才ある人達の感嘆は、この本に捧げられるだろう」(カバーより)。
→骨董つながり

▼たまらん感じ。

七人の使者─短編集(新装版)※帯欠(ディーノ・ブッツァーティ 脇功訳/河出書房新社)

ディーノ・ブッツァーティの短編16を収録。「イタリア幻想文学の精華」「夢幻の旅へさそう異色短編集(帯より)」。なんかたまらん、と誘われて読めば、着想の妙に瞠目。表題作が一番、心を動かされました。領国を旅する王子。それはただの旅なのに、SF的と申しましょうか、光速の旅のようであることに感心。一読の価値のある作家です。長編も読みたくなるなぁ。

▼気に入りました。

赤ずきん ワンス・アポンナ・タイム・シリーズ(シャルル・ペロー 定松正訳 サラ・ムーン写真/西村書店)

絵本です。モノクロ写真の絵本なんです。全40ページ。薄いです。でも心に残ります。ちょっと妖しくて美しくて可愛くて、怖くて、エロチック、そんな赤ずきんちゃんです。いいでしょう?
→只今、トップページで一押し中。

▼読んでみてもいい。

殺す(J・G・バラード 山田順子訳/東京創元社)

高級住宅街で32人の大人が殺され、13人の子供が誘拐された。精神分析医グレヴィルは、事件を調べ、恐ろしい真実に気付く─。それだけの話です。グレヴィルの書いた法医学日誌という体裁で、簡潔な一人称。その書き方と構成が巧いのです。すぐに読めますが、最後まできっちり読ませますので、読んでみてもいいのでは?
→日記つながり

▼外せない。

魔眼―フランス幻想小説 現代教養文庫(テオフィル・ゴーチエ 小柳保義訳/社会思想社)

『魔眼』『金の鎖』『クレオパトラの一夜』を収録。
ゴーチエには思い入れがあるのです。現代教養文庫の3冊は、揃えて持っていたいです。
→ミニ特集・テオフィル・ゴーチエ

▼ふんふーん♪

不思議の国のアリス(旧版)(ルイス・キャロル作 高橋康也訳 アーサー・ラッカム絵/新書館)

アーサー・ラッカムのアリス。フフッ。カラー12点、他にもモノクロ挿絵アリ。やったね。
やっぱり人気のようで
新装版が流通中です。御注意。
→アリスつながり