迷子になったらまずHOMEへ 書評、古本、古本の書評、古本の画像。古本屋 HoneyBeeBrand*みつばち印

▲ミニ特集の目次へ

● ミニ特集 マザー・グース ●
▼人気書籍が多いです。

いろいろな方の訳、いろいろな方の挿絵。それぞれ違った味わいがありますので、比べてみたいもんですが、人気書籍が多く、すぐになくなってしまいます。一堂に会することがあまりないんですよねぇ。

▼うふっ。

マザーグースの絵本 だんだん馬鹿になってゆく ForLadies80(ケイト・グリーナウェイ絵 岸田理生訳/新書館)

ケイト・グリーナウェイの挿絵は切り取って飾りたくなるかわいさだけど、もちろんじっと我慢。岸田理生の翻訳で。

▼素晴らしいです。

マザーグースの料理絵本(フランシス・シェリダン・グラール著 ドナルド・ヘンドリックス画 谷川俊太郎訳/主婦の友社)

素敵〜ッ。谷川俊太郎訳のマザーグースの唄、愛らしい挿絵、そして関連するお料理レシピ。例えば、「うまでいこうよ ハドリイのいちへ」(うまでいこうよ)には「ハドリイの市からいちじくのフリッター」。僭越ながらワタクシ、太鼓判押します。
→ミニ特集・お料理絵本

▼んふふ。

マザー・グース(寺山修司訳 アーサー・ラッカム絵/新書館)

寺山修司とマザーグースだけでも充分オッケー!なのに、さらにアーサー・ラッカムがプラス!イェー!
→現在トップページで一押し中

▼多才な方です。

オフ・オフ・マザー・グース(和田誠訳/筑摩書房)

和田さん訳のマザー・グース。翻訳だって、ちょちょいのちょいなんだ。和田さんって、すごーい。
この本の挿絵は18・19世紀英米の木版画を加工して使ったそうです。
流通中(出版社現在定価¥1575)

▼秀作カバー絵。

まざあ・ぐうす 角川文庫
(北原白秋:訳 鈴木康司:カバー・挿絵/角川書店)

いやぁ、イイっす! 上の画像、左から表紙、裏表紙。かわいい。凝ってる。ステキ。挿絵(モノクロ)もあります。流通中ですが、私の知る限り、→

→新版のカバーは裏表紙が白く、何もない、のではないでしょうか?(違ってたらごめんなさい)
→ミニ特集・秀作カバー絵展覧会
▼マザー・グースとは?

マザー・グースの唄 イギリスの伝承童話 中公新書(平野敬一/中央公論社)

マザー・グースについての知的読み物。教養書。

▼一番ポピュラー

マザー・グース 全4巻 講談社文庫(谷川俊太郎訳 和田誠絵/講談社)

今も流通中。信頼できる、谷川さんの名訳で、最もポピュラー、みんなのマザー・グース。

 
▼華やか。

マザーグースの英国飛行(宮崎照代/白泉社)

どこかで見たことありません、この絵? そう、あの絵ですね。(
はい。彼女の画風から行くと、アリス調のマザーグースと申しましょうか、カラーで美しく華やかなマザーグースです。訳詩抄と、絵と、マザーグースに関する小文。

▼かわいいし、使える。

マザーグースのお菓子絵本(宮川敏子/立風書房)

カバーの雰囲気、いいでしょう? 「あ、これはイケるんじゃない?」って。そう、ケイト・グリーナウェイの挿絵を使っています。
カラーは32p。そこでカラー写真で紹介したお菓子のレシピを、残りのモノクロページで詳細に解説。全104p。

カラーページにもモノクロページにもケイト・グリーナウェイの絵有。レシピはあくまで実用的、完成品はカッワイーのが大変よろしいです。
肩ならしには「メアリの仔羊(Mary's Lamb)」から、「雪白の羊のスポンジケーキ」とかね。かんたん、カワイイ。
→ミニ特集・お料理絵本
▼レアもの。

ふしぎな角笛 ドイツのまざあぐうす(矢川澄子編訳/大和書房)

矢川澄子編訳で、佐々木マキ挿絵です。
「マザーグース」そのものではありません。ドイツの伝統的なわらべうたや民謡の中から矢川さんが気ままに選んで訳した訳詩集、ということだそうです。
タイトルはドイツの伝承民謡を編んだ「少年のふしぎな角笛」から。
約90p。

▼宝物。

マザーグースのクッキング・ブック ForLadies104(ケイト・グリーナウェイ:絵 入江麻木:お料理 岸田理生:エッセイと訳詩/新書館)

ケイト・グリーナウェイのカラー絵もあり、入江麻木さんのお料理レシピもあり、岸田理生さんのエッセイもある。
宝物にしたい1冊です。
→ミニ特集・お料理絵本

▼スキャリーおじさん。

どうぶつむらのマザー・グース1 スキャリーおじさんのどうぶつえほん19(リチャード・スキャリー 石濱恒夫訳/ブックローン出版)

※昭57年改版第4版第1刷。背色が薄紫です(白でないタイプ)。つまり全20巻のシリーズの1冊です。

スキャリーおじさんのいつもの絵で、めっちゃ可愛いマザーグース。

▼スキャリーおじさん。

どうぶつむらのマザー・グース2 スキャリーおじさんのどうぶつえほん20(リチャード・スキャリー 石濱恒夫訳/ブックローン出版)

※昭57年改版第4版第1刷。背色が薄ピンクです(白でないタイプ)。つまり全20巻のシリーズの1冊です。

→スキャリーおじさんのどうぶつえほん在庫リスト

▼これもいい。

マザア・グウス チャイルド絵本館世界の名作8(北原白秋 渡辺三郎:絵/チャイルド本社)

30ページで薄いけど、渡辺三郎さんの絵がすごく可愛いです。

▼元版。

オサムズマザーグース ※カバー欠(原田治:絵 酒井チエ:詩/コージー本舗出版部)

オサム・グッズの原田治さんのマザー・グース。かわいいなぁ。酒井チエさんの訳詩もキュート。

▼復刻版。

オサムズマザーグース 復刻版 ※難アリ(原田治:絵 酒井チエ:詩/勁文社)

平13年復刻版初版。カバーの色が違います。復刻版発行に際しての言葉1p追加しています。

▼CD付き。

はじめてのマザーグース Ring-a-Ring o'Roses(CDと絵本のセット)(レイモンド・ブリッグス 百々佑利子訳/ラボ教育センター)

「スノーマン」で有名なレイモンド・ブリッグスさんのマザーグース。カラーの絵入りの英語原詩の本(訳付き、全55ページ)と、CDのセットです。実際的マザーグース。

▼おぉぅ。

娘たちのマザーグース(ラッセル伯爵夫人:著 ケイト・グリーナウェイ:イラスト 吉田新一・桂宥子:訳/立風書房)

絵はケイト・グリーナウェイだ〜。
いろんなやり取りの中で、お母さんが娘さんたちに、マザーグースの詩を作曲して聞かせます。ラッセル伯爵夫人の書いた可愛い話です。母と娘3人の会話が可愛い。絵が可愛い。

● そう言えば…
       
講談社の、和田誠さんの「マザー・グース栞」は集めて、保存しておきたいです。100年後くらいには散逸してて、多少の価値はあるかも。かわいいっぽい額装にもしてみたい気がします。

▲ミニ特集の目次へ