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● ミニ特集 駄菓子屋みつばち印 ●
▼うわぁ…。

懐かしさに絶句しちゃう。見るだけで思い出がよみがえる本を特集してみました。
うまく言えないけど、駄菓子屋的なB級感や時代性の滲み出る物、背後に子供の顔が浮かぶものを集めようかな。
まだ少ないけど、随時追加していくということで。

▼ほしい、かわいい。

グリコのおまけ(筑摩書房)

そのまま。グリコのおまけの本です。
もちろんカラー写真で紹介されるグリコのおまけの数々。グリコのおまけの歴史を一望できます。しかし、素人目にもものすごく只者でない画面構成で、慌てて確かめたら、構成・挿絵・装幀とも金田理恵さんでした。それでか!
かわいい〜(身悶え)。

▼にこにこ。

まぼろし小学校 昭和B級文化の記録(串間努/小学館))

ソフトメンはお好きでしたか?ロケット鉛筆、使いましたか?お楽しみ会はありましたか?
この本はですね、ズバリ昭和30年代〜50年代に小学生だった人にはコタエラレナイ本です。当時の小学生のマストアイテムが勢ぞろい!
→詳しくは

▼楽しい話ばっか。

お菓子帖 朝日文庫(綱島理友/朝日新聞社)

駄菓子好きにとっては楽しい本です。多分、かなり広い世代の人がみんなでうなずける話。
都こんぶ、ココアシガレット、カルミン、チョコボール、かっぱえびせん、源氏パイ、チロルチョコ、オレンジガム…。
お菓子の絵といっしょに思い出も蘇る、駄菓子のコラム集。
※流通中(現在定価¥550)

お客様に教えていただいた本(→ココ)。

『まだある。』

こんなん大好き〜!

     
▼残しておくべき記録。

ザ・おかし(単行本版)(串間努/扶桑社)

チョコレート、キャラメル、キャンデー、ドロップ・錠菓、ビスケット、クラッカー・スナック、ポテトチップ・ポップコーン、シリアル・せんべいの項目に分け、それぞれの特徴的なパッケージや(なつかしい!)、大まかな流行の変遷(「ギブミーチョコレート」、「ネーミングもユニークに」、「バブルの中、高級化がすすむ」等)を説明しています。各項目末には、年表もアリ! こういう記録は絶対残しておくべきものです。我が人生のB面史とでも申しましょうか。いや、日本人のB面史?

     
○ 女の子
   
▼キティちゃんグッズ

MY KITTY(飛鳥新社)

昔の小物入れを整理していると、必ず出てくるキティちゃんグッズ。ボロボロになっていることもあれば、意外にきれいに残っていることもある。「あ、これ学校で使ってた!」と不意に思い出が蘇ることもしばしば。
→詳しくは

※流通中

▼な、なつかしい。

すてきなポプリ(熊井明子/講談社)

なつかしさのあまり、見過ごせなくなりました。こういう乙女チックでチープな造本はワタクシの少女時代に直結しています…。
ポプリかぁ。うん。そんなこと言ってた気がするぅ。挿絵も少女マンガチック。「開かなくても分かる!あれでしょ?あんな感じでしょ?!」と思ってくださったあなたに(笑)。

  →ミニ特集・ミニレディー百科

→ミニ特集・お嬢様のために

○ さらに時代は古く
▼あぁん。

らんぷと水鉄砲 新潮文庫(安野光雅、三木卓/新潮社)

うまいなぁ。まぁ当然なんですけどね。なつかしい物集合です。紙風船、めんこ、ヨーヨー、ジョウロ、がまぐち、おはじき…、安野さんの絵がベリーキュート。なんと言ってもこのビビッドな色合いが懐かしさの象徴かも。「絵と文で綴った日本ふるさと博物誌(内容紹介より)」。

▼うわ〜。

雑誌 太陽'75/1月号 特集・日本こども遊び集(平凡社)

植草甚一「小網町の路地のベエごま遊び」1p、田中小実昌小説「逃げた凧」8p。
童画まじりに紹介される
子供の玩具の写真が何より目に楽しい1冊。

▼なつかし系のゴチャゴチャ感。

銀花(季刊雑誌)第百七号(107号、1996年秋)
特集1:少年少女の寶もの/特集2:若夏の芭蕉布
(文化出版局)

【見どころ】
○ これはもちろん特集1・少年少女の宝物! 雑誌付録からブリキのオモチャ、お人形さんまで。かなーり見ごたえのある特集です。その手の写真、その手の話がコタエラレナイという方はぜひ。

▼共感。

玩具草子(おもちゃぞうし)(長野まゆみ/作品社)

千代紙や包み紙のことなど、懐かしい小物について語るエッセイ集。かわいい本です。持っていて損はありません。
カバー絵にも使っている「おもちゃぎれ(大正・昭和初期の子供の着物の裏地の布)」を、作中に挿絵のように配してあります。28種類。これが素晴らしいの。
初めて長野まゆみさんに共感を覚えた本。
※流通中。

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