| そろそろ季節です。大好きです。 関連項目→果物→苺つながり、→りんごつながり、→バナナつながり
 ▼食べてみたい西瓜糖。 
         『西瓜糖の日々 河出文庫』 (リチャード・ブローティガン 藤本和子訳/河出書房新社)
 not for sale
 「本に出てくるおいしい食べ物」コーナーに載せたいと思いながら、もうずっと未読本です。
 「バビロンを夢見て」と同じく、私にとってはなかなか読み進めないブローティガンの名作です。最初から途中までを何回も何回も読んでます。しょぼーん。
 
 「コミューン的な場所、アイデス“iDeath”と“忘れられた世界”、そして私たちとおんなじ言葉を話すことができる虎たち。西瓜糖の甘くて残酷な世界が夢見る幸福とは何だろうか…。澄明で静かな西瓜糖世界の人々の平和・愛・暴力・流血を描き、現代社会をあざやかに映して若者たちを熱狂させた詩的幻想小説。ブローティガンの代表作」(あらすじより)。
 →トラつながり
 ▼すいかの王様? 
        
         「西瓜王」 (ダニエル・ウォレス 小梨直訳/河出書房新社)
 
 「孤児として育った少年が過去を知るために戻った母の故郷。そこで町の人びとが話してくれたのは、選ばれた女に童貞を捧げ、豊かな実りをもたらすという伝説のスイカ王の話-。嘘と現実とほんとうの愛をめぐる現代のおとぎ話」(あらすじより)
 
 嘘と現実とほんとうの愛をめぐる、ってところが私好みで、気になってる本です。
 どうかな。
 ▼すいかと言えば、種。 
        
         『ありとすいか』 (たむらしげる/ポプラ社)
 ※カバー欠
 
 スイカの種の話だったと記憶していたのですが、蟻とスイカの話でした。
 
 蟻が、スイカを見つけます。
 一人で運ぶにはでかすぎる。ってことで仲間を呼び(当たり前)、
 削って掘って、一生懸命運びます。
 でももう巣に入らない。ってことでみんなで食べます。
 最後は遊びます。それだけ(笑)。
 でも楽しい絵本。
 
 途中、スイカの種の動きに不審なところがありますよ。ちょっと好き。
 →種つながり
 →昆虫つながり
 ▼その他「すいかの匂い」(江國香織)
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