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● ミニ特集 モダンホラー・セレクション(ハヤカワ文庫) ●
▼オー、ノーッ。

ホラー映画は苦手です。一緒に見に行った人が恥ずかしいと言うくらい、暴れてしまいます。怖くて。
でも、ホラー小説の中には気になるものもあるんですよね。というわけで、ハヤカワ文庫のモダンホラー・セレクション。個人的には、上下に色分けされていて、よく見ると血がしたたっているカバーの装幀が好きですが(※下の画像で言うなら、例えば「悪魔の見張り」など上の段。)、まぁ、そこまでこだわらずに並べてみました。

追記
※その後、数が増えて来ると、カバーの絵が効いてきました。カラフル。いいなぁ、コレ。こうなってくるとやっぱり<上下色分け、血のしたたり>にこだわりたいです。

他にも多数あります。
中には、「夜明けのヴァンパイア」のように、途中から【モダンホラーセレクション】の但し書きナシで刊行されるようになったものもあります。

※こちらに掲載の文庫はすべて、背のタイトルの上に赤に白抜きでモダンホラーと書かれています。

悪魔の見張り ハヤカワ文庫NV(ジェフリイ・コンヴィッツ/早川書房)

ファッションモデルのアリソンが引っ越したアパートでは怪現象が。しかも、住人も変!「大都会NYに住む女性を襲う怪異とその驚くべき結末とは? 恐怖と戦慄に満ちた傑作(あらすじより)」
→モデルつながり

インキュバス ハヤカワ文庫NV(レイ・ラッセル/早川書房)

田舎町の女性が次々に襲われる。人類学者トラスクと老教授ステファンは伝説の淫獣インキュバスの仕業と確信を得たが…。
稀少気味です。

ファントム 上・下 ハヤカワ文庫NV(ディーン・R・クーンツ/早川書房)

勘弁して欲しいカバー絵です。グ、グロ…。
大量殺人事件の怪。前代未聞の惨劇(帯より)
クーンツですからね、相当キてると思われます。

ウルフェン ハヤカワ文庫NV(ホイットリー・ストリーバー/早川書房)

惨殺死体のまわりには足跡。でもそれは犬のものでも狼のものでもない。捜査する刑事たちは恐ろしい真実を…。
新、狼男?

ダーク 上・下 ハヤカワ文庫NV(ジェームズ・ハーバート 関口幸男訳/早川書房)

男女37人の集団自殺事件、以後、起こる不可解な殺人、大惨事。「ノンストップ・ホラーの決定打(あらすじより)」

トーテム ハヤカワ文庫NV(デイヴィッド・マレル 喜多元子訳/早川書房)

引き逃げされて死亡していたはずのヒッチハイカー。でも解剖台の上は空っぽ〜!

黒衣の女 ハヤカワ文庫NV(スーザン・ヒル 河野一郎訳/早川書房)

「霧の中、沼地の方から馬車が来る。少し遠ざかったかと思うと、水が引き、吸い込まれ、渦巻く奇妙な音、続いてうろたえた馬のいななき、そして子どもの泣き叫ぶ声(あらすじより)」…王道かな?

縮みゆく人間 ハヤカワ文庫NV(リチャード・マシスン 吉田誠一訳/早川書房)

スコットの体は毎日7分の1インチずつ小さくなっていく。ついには昆虫並に…。
決して喜劇ではありません。恐怖です。子供も猫もクモも、敵。

魔界の家 上・下 ハヤカワ文庫NV(ジェームズ・ハーバート/早川書房)

その家に引っ越して以来、良いことばかりが起こる。と思っていたら、さぁ大変。

奇跡の聖堂 上・下 ハヤカワ文庫NV(ジェームズ・ハーバート/早川書房)

聾唖の少女アリスは不治の病の病人を癒し、聖母マリアの幻影を見たと告げる。しかし、アリスの周囲の人々が次々に怪死…。

総統の頭蓋骨 ハヤカワ文庫NV(マイクル・フォークナー・アンダースン 小倉多加志訳/早川書房)

平和な町に或る日突然、怪事件が多発するように…。事件解明に乗り出す新聞記者ハモンドは、事件に何か超常的なものを感じる。

ムーン ハヤカワ文庫NV(ジェームズ・ハーバート 竹生淑子訳/早川書房)

突然、連続殺人の犯人の意識に同化し、犯人の殺人現場を「見る」ようになってしまった主人公。

夜明けのヴァンパイア ハヤカワ文庫NV(アン・ライス 田村隆一訳/早川書房)

多分、私だけが喜ぶ文庫初版。『モダンホラー』の表示のある、『上下色分け・血のしたたり』のカバー絵。
普通の版なら現在も流通中。古本もお安いので、そちらでどうぞ(笑)。
私と同じ、変な好みのある方はこのカバーがおすすめです。ほんのぽっちりプレミア価格(と言うより趣味の価格)。

聖槍 ハヤカワ文庫NV(ジェームズ・ハーバート 関口幸男訳/早川書房)

ナチス再興計画のカギとなる、奇怪な古代遺物、キリストの体を貫いたと伝えられる聖なる槍の秘密とは─国際謀略とオカルトを鮮やかに結合させた傑作!(あらすじより適当に引用)

アンボーン―胎児 ハヤカワ文庫NV(デイヴィッド・ショービン 竹生淑子訳/早川書房)

お腹の子の父親とは別れたが、妊娠の経過は順調。ところが、ある睡眠実験の被験者となった時から、不可解なできごとが…。
メディカルホラーですって。
→妊婦つながり

触手 上・下 モダンホラー・セレクション ハヤカワ文庫NV(F・ポール・ウィルスン 猪俣美江子訳/早川書房)

触れるだけで治療できるようになった医師。だがこの奇跡の力にはひとつ問題が─。
何だろ? 気になります。
これもメディカルホラー。

闇の祭壇 ハヤカワ文庫NV(ショーン・ハトスン 茅律子訳/早川書房)

「レジャーセンターの建設現場で古代の遺跡が発掘された。地下に封じられていた小部屋にはおびただしい骸骨が…(あらすじより)」。
多くの作業員が死亡、町でも惨殺死体多数。かなり凄惨な感じです…。

シャドウズ ハヤカワ文庫NV(ショーン・ハトスン 船木裕訳/早川書房)

「人間の心の奥底にある邪悪な領域─シャドウズ。作家のブレイクは、その謎を解明すべく心霊治療家マシアスに近づくが、しだいに奇怪な幻影に悩まされはじめる(あらすじより)」。

ティー・パーティ ハヤカワ文庫NV(チャールズ・L・グラント 竹生淑子訳/早川書房)

長年住む人もなく朽ち果てていた屋敷に”よそ者”の買い手が現れてから、村では不思議な現象が起こり始める。そんなある日、屋敷から村の住人たちにティー・パーティの招待状が届けられ…!
→お茶会つながり

スラッグス ハヤカワ文庫NV(シヨーン・ハトスン 茅律子訳/早川書房)

これはイヤだ〜! カバー絵で、わかるでしょうか? ナメクジです。ナメクジ・ホラー。
「異常発生したナメクジの群れが、食糧を求めて人間に襲いかかる!」そうです。勘弁して。

 
ハードシェル ハヤカワ文庫NV(ディーン・R・クーンツ他/早川書房)

<ナイトヴィジョン>というホラー・アンソロジーのシリーズだそうです。クーンツ3編、エドワード・ブライアント6編、ロバート・R・マキャモン3編。

スニーカー ハヤカワ文庫NV(スティーヴン・キング他/早川書房)

左に同じ、<ナイトヴィジョン>というホラー・アンソロジーのシリーズだそうです。キング3編、ダン・シモンズ3編、ジョージ・R・R・マーティン1編。
※流通中。

  デーモン・ナイト 上・下 ハヤカワ文庫NV(J・マイケル・ストラジンスキー 小倉多加志訳/早川書房)

幼いころ事故で両親を失ったエリックは最近、事故の夢をみるようになっていた。だが、そのあと必ず部屋が目茶目茶になっているのだ(あらすじより)。

   
戦慄の絆 ハヤカワ文庫NV(バリ・ウッド&ジャック・ギースランド/早川書房)

クローネンバーグ監督のサイコ・スリラー映画の原作。(『双生児』改題
→双子つながり

モンキー・シャイン ハヤカワ文庫NV(マイケル・スチュアート/早川書房)

事故で車椅子の生活を送るアランを理解して世話をするのは看護婦のエラ。と言ってもエラは新薬で知能が向上した猿なのでした! 御想像どおり、段々、恐ろしいことになっていくようですな。(『白昼夢』として刊行された単行本の文庫化
→猿つながり

   

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