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● 新入荷本1行紹介 新入荷本の中から、極私的特選本たち 2003/12〜 ●
▼イェーイ。

五人対賭博場 ハヤカワ・ミステリ文庫 ※送料無料
ジャック・フィニイ 伊東守男訳/早川書房)

私にとっては、『ふりだしに戻る』で永久に不滅のフィニイさん。彼の異色のサスペンス作品です。
5人の若者が賭博場を襲って大金を盗もうと計画。
若者の用意周到・大胆不敵な作戦は果たして…? ストーリイテーリングの名手が強烈なサスペンスで描く異色傑作(あらすじより)」
初版、稀少気味。
→泥棒つながり

▼初めて。

寒い朝 石坂洋次郎文庫27 プチ・ブックス(石坂洋次郎/講談社)

じつは、初めて見ました。刊行時にはいっぱい並んでいたクチですか? 今で言う、角川のmini文庫みたいな感じですね。小さくてかわいいのです。単なる石坂洋次郎作品ですが、欲しくなります。

大きさの比較はこんな感じ。右が普通の講談社文庫。

▼あつめたい…。

ビバ!ドラゴン ファンタジイ傑作集2 ハヤカワ文庫FT
(G・K・チェスタートン他/早川書房)

ファンタジイ傑作集の2です。龍がテーマのファンタジーアンソロジー。
収録作はL・フランク・ボーム「王さまの首とムラサキ・ドラゴン」「ムラサキ・ドラゴンの最期」、E・ネズビット「最後のドラゴン」、G・K・チェスタートン「竜とカクレンボ」、ロバート・ブロック「ドラゴンの執念」、L・P・ハートリイ「コンラッドと竜」。
因みに、ファンタジイ傑作集1は五つの壷、3はありえざる伝説。集めたいもんですな。
→龍つながり

▼キルゴア・トラウト?

貝殻の上のヴィーナス ハヤカワ文庫SF
(キルゴア・トラウト 藤井かよ訳/早川書房)

これ、知らなかったなぁ。ふーん。
キルゴア・トラウトって聞いて、すぐピーンと来る方、いらっしゃる? えっ、有名? すみません…。
キルゴア・トラウトとは、カート・ヴォネガットの小説に繰り返し登場するSF作家の名前なんですってね。その名前を借用して書かれたSFということで、真の著者はフィリップ・ホセ・ファーマー。その辺りの事情は解説に詳しいです。それが一番面白いかも。そんな奇書も、稀少気味でますます奇書に?

くすー。

ハイジの青春 アルプスを越えて ハヤカワ文庫NV
(フレッド&マーク・ブローガー 堀内静子訳/早川書房)

「アルプスの少女ハイジ」の続編。画像が小さくて見えないかもしれませんが、ペーターはチャーリー・シーンです。ペーターが、チャーリー・シーン。ううぅむ。舞台は第一次世界大戦中のスイスとイタリア。映画をもとにした小説です。
→続編ランキング

▼<続>、です。

続・時をかける少女−SFベストセラーズ−※送料無料
(石山透/鶴書房盛光社)

その昔、筒井康隆原作の『時をかける少女』のNHKドラマ化を手がけた石山透さんが書いた続編。出版社のせいか稀少気味で、面白かったドラマを思い出して読みたくなる方や、噂に聞いて読みたくなる方が多いらしく、人気です。
→タイムトラベルつながり
→SFベストセラーズ在庫を検索する(リンク作成中)。

▼気になる。

学園魔女戦争−SFベストセラーズ−
(宮崎惇/鶴書房盛光社)

ちょっとそそられました。
木綿子はハリ治療中に事故にあい、精神動力の超能力を身につける。
…ハリ治療中かぁ。
彼女を襲う敵は誰か? 魔女対魔女の死闘。カバー・挿絵は中村宏。
→魔女つながり
→超能力つながり

▼一見の価値。

愛のギリシア神話 フォアレディースForLadies4※難アリ、注意!(高橋睦郎 沢渡朔:写真/新書館)

ギリシア神話で愛のレッスン。ギリシア神話をわかりやすく解説しつつ、恋愛論とからめます。沢渡朔の写真に注目!一見の価値有り。イイ!

▼一見の価値。

99粒のなみだ あなたの詩集1 フォアレディースForLadies30※難アリ、注意!(寺山修司編 伊東杏里有 宇野亜喜良:表紙・挿画/新書館)

読者たちの詩を集めているシリーズ。寺山修司編。色つきの紙のページは伊東杏里。宇野亜喜良の挿絵がうれしい!

▼一見の価値。

星みがき あなたの詩集3 フォアレディースForLadies44※難アリ、注意!(寺山修司編 宇野亜喜良:表紙のみ/新書館)

読者たちの詩を集めているシリーズ。寺山修司編。途中、綴じこみで6pの小さな『新・メルヘン小辞典』あり。これが好き。

▼一見の価値。

わたしの愛は… フォアレディースForLadies17※難アリ、注意!(新川和江 渡辺藤一表紙・挿絵/新書館)

新川和江さん詩集。ふんだんに入った渡辺藤一の挿絵がかなりよろしいです。

→フォアレディースの在庫を検索する。

▼じわっ。

シルクロード・シリーズ花とゆめコミックス 全11巻(神坂智子/白泉社)

シルクロードの神々と人々の連作短篇。微笑したりじわっと涙したり。
はるかなるシルクロード、風とビードロ、宇宙ゆく帆船、姫君の塔、ゾマの祭り、砂漠幻想、巻毛のカムシン、ヘディンの手帳、雪の朝、欠けたもの満ちるもの、永遠を見る娘。11巻。

▼タルホ。

星の都(稲垣足穂/マガジンハウス)

稲垣足穂の小品、全50編。昭和初めころの雑誌掲載のものが中心です。

▼あ、あの人だ。

世界のハーモニー(チャールズ・バクスター/早川書房)

おぉ。この作家はあの、『安全ネットをつきぬけて』の著者ですね。あれは、ずいぶん気になるあらすじで、いつか読もうと思っていたら売れちゃった本(笑)でした。彼のデビュー作。短篇集。「短篇の芳醇な醍醐味」ですって。

▼気味悪い。

黒い玉 十四の不気味な物語(トーマス・オーウェン/東京創元社)

この不気味な感じ。そそります。ホラーではない。ミステリーでもない。文字どおり不気味な物語かな。幻想不気味小説。
フランス装とかね、もうちょっとさりげなく凝った装幀で出してアピールしてほしかった気も。

▼ブレイロック。

夢の国 創元推理文庫(ジェイムズ・P・ブレイロック/東京創元社)

絶版かと思いきや、『真夏の夜の魔法』という題で復刊されたようです。なーんだ。
「海辺の小さな町に、あのカーニヴァルがやってきた。十二年ごとにめぐりくる<夏至>のはじまりだ。それは<夢の国>が立ち現われる時間、そして少年たちの冒険の季節。世界幻想文学大賞作家が贈る。現代マジカル・ファンタジィ。(あらすじより)」

▼これも。

リバイアサン ハヤカワ文庫NV(ジェイムズ・P・ブレイロック/早川書房)

地底世界があると確信した発明狂の少年は本当に地底探検車を作っちゃった。「マッド・ファンタジイ」などと言われています。なんだか訳わかんないぞ。

▼ホラ〜。

インキュバス ハヤカワ文庫NV(レイ・ラッセル/早川書房)

ハヤカワ文庫のモダンホラー・セレクションの1冊。
田舎町の女性が次々に襲われる。人類学者トラスクと老教授ステファンは伝説の淫獣インキュバスの仕業と確信を得たが…。
稀少気味です。

▼ノリノリ〜。

漂う提督 ハヤカワ・ミステリ文庫(クリスティ他/早川書房)

巨匠達のリレー・ミステリー小説です。クリスティーにセイヤーズに、チェスタートン、クロフツ、バークリイ、ノックス、ヘンリイ・ウェイド他、全13名。スゲー。
ちょこっと稀少になりつつあるようです。
→合作ランキング

▼一見の価値ということで。

半分愛して あなたの詩集2 フォアレディースForLadies37※難アリ、注意!(寺山修司編 宇野亜喜良:表紙、扉のみ/新書館)

読者たちの詩を集めているシリーズ。寺山修司編。