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● 新入荷本1行紹介 新入荷本の中から、極私的特選本たち 2005/7/17〜 ●
▼充分いける。

おそうざい十二ヵ月(小島信平、暮しの手帖編集部/暮しの手帖社)

昭47年重版、函欠。どう? この表紙。背色は黄色です。やるねぇ。
ばっちり使えるおそうざいレシピ。
※¥3000で流通中。息が長いなぁ。

▼これも充分いける。

一皿の料理(常原久彌/暮しの手帖社)

あまり見かけません。
おもてなし西洋料理の数々。でも家庭で楽々作れるレベル。しかも古くさくないです。まだまだ充分使えます。エライ!

▼ちょっと面白い。

Cook Japanese(英語) ※送料無料(Masaru Doi:土井勝/Kodansha International Ltd.)

土井勝先生の日本料理指南。なんかね、普通なんだけど、部分的に笑えます。
※現在も¥3134で流通中
ということに、驚きました。売れてるのかぁ…。

▼好きな方いらっしゃる?

The Posters of Jules Cheret(洋書、英語)(Jules Cheret著、Lucy Broido編/Dover Publications)

Jules Cheret、ジュール・シェレ。ポスター芸術の大家のようですね。美術苦手な私でも、見た記憶があるので、記憶に引っ掛かりを覚える方は多いことでしょう。

大判。作品を収録しています。128p、英語です。

▼読書人の気持ち。

紙魚繁昌記 魯庵随筆 覆刻 平成13年初版(覆刻版) ※函の地にB印有(内田魯庵/沖積舎)

本に関する随筆です。書斎の話から、古本の話まで。昭和7年刊の復刻で、旧かなづかい。でも、言ってることには共感できます。むしろ、あまりにも時代を感じさせないことに驚きます。本を読む人の気持ちというものは、古今東西同じみたいですね。

▼御趣味の方に。

Daphnis et chloe de Longus(ダフニスとクロエ)洋書、フランス語(Collection ATHENA LUXE)

1954年刊、未断裁(アンカット)です。要らないと言ってしまえばそれまでですが(笑)、洋書のアンカットとかいうものを持っていようと思う方には、カラー挿絵も有りで、嬉しい本。

▼御趣味の方に。

La tentation de st antoine de Flaubert G.(聖アントワヌの誘惑)洋書、フランス語 ※送料無料(Collection ATHENA LUXE)

1951年刊。部分的にアンカット。左に同じく、カラー挿絵有り、アンカット(部分的、一部カット済み)ということをお楽しみいただければ…。

▼かわいい本。

L'art et les biscuits(フランス語)

フランス語、薄めの図録風です。
芸術とビスケット。恐らく、なんちゃらというお菓子会社のパッケージや広告(1897〜1914年のもの)の中でも、芸術的なものを集めているのだと思います(違うかも)。
ミュシャもあります。

なんと言っても、表紙がたまらんです。こんな本出してほしい、日本でも。

▼異界の入り口。

モダン・シティふたたび 1920年代の大阪へ(海野弘/創元社)

'20〜30年代の香りの残る大阪の建築物を集めています。普通の人なら見逃すところも彼は見逃しません。そうして案内されると、そこに異界が見えて来て、タイムスリップした気分が味わえます。
基本は
→コレに近いかな? でも異界に誘う文章の格が違います。
→ミニ特集・どんな旅に出る?

▼ファンの方に。

桂のマイケーキ─桂のケーキ屋さんパート2 ※送料無料(森村桂 トシコ・ムトー:イラスト/海竜社)

※昭62年の初版です、ISBNを御確認下さい。ISBN:4759301836。
言わばパート1の補完編でしょうか。さらに20種以上のケーキを紹介、ケーキのエピソードもあり。相変わらず、写真に迫力があります。おなかにガツンと来る写真です。

▼まだまだ稀少。

ウォーク・ドント・ラン 村上龍VS村上春樹 ※送料無料 ※少々難アリ(村上龍・村上春樹/講談社)

最近はだいぶ、欲しい方の手に行き渡ってきたようですが、稀少気味のW村上対談集。1981年の対談、若いです。何を言ってるのか気になる、いずれの村上ファンにも。

▼お、いいねぇ。

恐怖館 残酷ミステリー集(山村正夫編 香山滋、大河内常平、山田風太郎他/青樹社)

横溝正史「貝殻館綺譚」、山田風太郎「女死刑囚」、大河内常平「陸軍衛戍刑務所」、江戸川乱歩「芋虫」、香山滋「海鰻荘奇談」、森村誠一「青の魔性」、山村正夫「失われた顔」、大藪春彦「その罠を噛み破れ」、草野唯雄「皮剥ぎ」、結城昌治「うまい話」を収録。いいっすねぇ。

▼とらんぷ譚。

幻想博物館 とらんぷ譚 講談社文庫 ※送料無料 ※微難有 ※少難アリ中井英夫/講談社)

私のお気に入りの、とらんぷ譚という名の傑作幻想小説短篇集。私が死んだら、墓前に供えてもらいます。
創元ライブラリにも収録済みとは思いますが、この版で欲しい方に。とらんぷ譚は当然他に3冊あります。これはスペード。
→トランプつながり
→博物館つながり
→中井英夫の著作在庫を検索する

▼情話かぁ。

箕輪の心中 岡本綺堂情話集 旺文社文庫(岡本綺堂/旺文社)

いずれも「恋の果て」を描く、しっとりした4編を収録。
「籠釣瓶」「箕輪の心中」「両国の秋」「不孝者」。
吉原とか旗本とか、御新造さんとか言われるとひどくそそられるという方にぴったりかと。

▼大変。

タイムストーム 上・下 講談社文庫 ※送料無料(G・ディクスン 岡部宏之訳/講談社)

タイムストーム(時の嵐)が地球を襲う。
タイムストームって何?と、思ったら、それも問題のようですな。文庫上下巻でみっちり描かれる、相当ガッチリしたSFのようです。
→ミニ特集・世界の終わり

 
▼小説も。

漂流教室 全5巻 角川文庫(風見潤著 楳図かずお原作・口絵/角川書店)

ドラマ化されて、大ブレイク。これは風見潤による小説版。カバー、口絵ともに楳図かずおで、原作マンガの雰囲気をとどめていますので、コレクターの方、及び、小説で読み直すのも一興と思われた方、いかがでしょう? 原作では、未来に漂流するのは、大和小学校です。
→サバイバルランキング

▼笑顔になる。

モモちゃんとアカネちゃんの本1〜5(ちいさいモモちゃん〜アカネちゃんとお客さんのパパ)※講談社文庫 ※送料無料(松谷みよ子/講談社)

モモちゃんとアカネちゃんの本1〜5。青い鳥文庫と単行本版は全6巻で流通中ですが、講談社文庫版は絶版。講談社文庫にコダワル方にはこちらで。(6巻の在庫はウチにはありません。講談社文庫版の6も存在するのかなー? しないですよね?)

▼なつかし〜。

少女まんがイラスト百科 小学館ミニレディー百科シリーズ22(小学館)

小さい頃、こんな本を見ながらお姫様ばかり描いていたような気がします。
なんだ、お姫様って(笑)!
しかし今見ても、「私は19世紀風が好きだね。舞踏会にはこの髪型にするね」などと、童心に帰って、相当真剣に検討できます。
→なつかしつながり
→ミニ特集・お嬢様のために
→舞踏会と言えば
→ミニ特集・ミニレディー百科

▼そそられます。

ホワイト・ノイズ(ドン・デリーロ 森川展男訳/集英社)

「アメリカの大学町で、ヒトラー学科を教える大学教授は、なぜピストルを手に殺人にむかったか」「これは地球の終末の地に住む、現代アメリカ作家だけが書くことのできた信じられないようなすばらしい小説である」(あらすじより)。
なんとなく核心にふれない不思議なあらすじで、そそられます。