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● 新入荷本1行紹介 新入荷本の中から、極私的特選本たち 2006/5/12〜 ●
▼価値ある絵本。

窓の下で ほるぷクラシック絵本(ケイト・グリーナウェイ作 白石かずこ訳/ほるぷ出版)

※同タイトルの別装丁や、別出版社のものとお間違えのないように、ISBNをお確かめ下さい。ISBN:4593521319 ¥2100で流通中。
ケイト・グリーナウェイの絵本です。一見の価値有り。そして一目見れば愛蔵したくなる本。間違いありません。文も絵もケイト・グリーナウェイ。
絵も文も自分ということで、思うさま筆をふるった印象です。
→詳しくは(窓つながり)

▼同好の士に。

いちごの本 いちご好きのあなたのための97のいちご料理(マギー・ウォルドロン 外海君子訳/クイックフォックス社)

普通にいちごを使ったレシピ集です。カラー写真もないし、気のきいたコメントも(あんまり)ない。笑いもない。でも、レシピは心をくすぐります。多分、愛があるから。いえ、マジですよ。
※店主の好みで大変なプレミア価格です。ごめんなさい。ほんとにお好きな方にだけオススメ。
→詳しくは(いちごつながり)

▼いいねぇ。

優雅なアーモンド料理(宮川敏子、川上のぶ、河野貞子、臼田素娥/婦人画報社)

カバー、いいでしょー? 因みに裏表紙側では当然紐を結んでいます。テーマもね、アーモンド料理って! マニアックだなぁ。アーモンド粉とか刻みアーモンドとか、よく考えられています。
エプロンつながりやナッツつながりを作れるだろうかと、ふと考えました。

▼買い。

絵本の時間絵本の部屋(今江祥智 上野紀子:装丁・本文カット/すばる書房)

装丁が上野紀子さんという時点で、すでに「買い」でしょう。
今江さんが絵本について、いろいろと思うところを綴っています。(小説ではありません。)面白いです。

▼いつも読ませる内容です。

指輪戦争ファンタジイ(ヒーローファンタジイ指輪戦争) ペーパームーン ※送料無料(寺山修司、荒俣宏、須永朝彦、伊東杏里、矢川澄子他/新書館)

表紙と奥付のタイトル=指輪戦争ファンタジイ。
背のタイトル=ヒーローファンタジイ指輪戦争。
B5判 112ページ。
いつもながら豪華な執筆陣。ファンタジーについて。

▼左に同じく。

指輪大戦争ファンタジイ ペーパームーン ※送料無料(寺山修司、荒俣宏、須永朝彦、伊東杏里、竹宮恵子他/新書館)

B5判 112ページ。
左(←)と同じく、一時代前の、指輪物語系ファンタジーブームの折りに、まとめられたペーパームーンのシリーズと申し上げてよろしいでしょうか。

▼開いてみたい。

サンタのおもちゃこうじょう―メリーゴーラウンド絵本 ※送料無料(P・スティックランド もきかずこ訳/金の星社)

※仕掛けの状態は良いですが、完成図と比べると、(仕掛けとは別に)独立して屋外に(?)立つ形になっている別添のサンタとペンギンの人形(?)が足りない模様。白熊は有ります。

表紙を開き、リボンを結ぶと、メリーゴーランドのような形状の立体になります。例えば→こんな感じ
中でも本書は閉じている時にも約21×30センチ、結構大型です。近々、開いたところの画像を撮りますね。
→クリスマスつながり

▼ブラウンさん。

手斧が首を切りにきた 創元推理文庫 ※少難アリ、ご注意 ※送料無料(フレドリック・ブラウン 青田勝訳/東京創元社)

青年が知った二人の女。可憐な少女とボスの情婦。青春。というわけで、初期の長編異色作と書かれています。
ブラウンさんは元々異色なのに、彼の異色作か…。
→F・ブラウンの著作在庫を検索
→ミニ特集・マザーグース

▼並べたくなった『?』。

技師は数字を愛しすぎた 創元推理文庫(ボワロ&ナルスジャック 大久保和郎訳/東京創元社)

ただでさえ希少なので、あまり比べて見たことはなかったのですが、こうして並べてみると、俄然、このカバーにこだわりたくなってきました。軽い病気です。
1972年第6版。
密室での殺人と核燃料チューブ盗難。

▼サーカス、双子。

女魔術師 創元推理文庫(ボワロ&ナルスジャック 江口清訳/東京創元社)

1969年第3版。
「事件は一応、かたがついた。そのとき一人の男が警察に出頭して、意外な陳述をした─あの女は二人いました。絶対にまちがいありません」「そしてこの話は、数年前の巡業サーカス団と、そこにいた美しい双児の踊り子へとさかのぼる」(あらすじより適当に引用)。
→サーカスつながり
→双子つながり

▼アフリカ帰りの女。

呪い 創元推理文庫(ボワロ&ナルスジャック 大久保和郎訳/東京創元社)

新カバーで復刊しましたが、今現在また品切れ中のようです。
因みに、このハテナのカバーは1973年の版(日下弘)。
1963年の初版はこのカバーではありませんでした(田中一光)。

▼デュラス。

ラホールの副領事 集英社文庫(マルグリット・デュラス 三輪秀彦訳/集英社)

常時読むことはできないけど、たまに読みたいデュラスの世界。
→デュラスの著作在庫を検索

▼デュラス。

タルキニアの小馬 集英社文庫(マルグリット・デュラス 三輪秀彦訳/集英社)

同じくデュラス。
こちらのカバー装画は、そう、宇野亜喜良。デュラスの集英社文庫シリーズを集めたくなるのも軽い病気だと思います。

▼なつかしいカバー。

六番目の小夜子 新潮文庫ファンタジーノベル・シリーズ恩田陸 秋里和国:カバー・本文イラスト/新潮社)

その後、加筆して新潮文庫で発行されていますが、これはあくまでも一番最初に出された新潮文庫ファンタジーノベル・シリーズ。荒削りだけど、相当怖い、著者の初期の良さを味わえます。
→何番目つながり

▼空前絶後とな。

イルーニュの巨人 創元推理文庫(C・A・スミス 井辻朱美訳/東京創元社)

紹介文がすごいです。「『空前絶後の作家』とラヴクラフトが讃嘆した怪奇小説の鬼才C・A・スミス(あらすじより)」だそうです。空前絶後の作家かぁ。そんなことを言われては捨ておけません。
→只今トップページで一押し中

▼すてき。

ふしぎな角笛 ドイツのまざあぐうす(矢川澄子:編訳 佐々木マキ:絵/大和書房)

矢川澄子編訳で、佐々木マキ挿絵です。
「マザーグース」そのものではありません。ドイツの伝統的なわらべうたや民謡の中から矢川さんが気ままに選んで訳した訳詩集、ということだそうです。
タイトルはドイツの伝承民謡を編んだ「少年のふしぎな角笛」から。約90p。
→ミニ特集・マザー・グースへ

▼意外にも優雅。

ベンスン怪奇小説集(E・F・ベンスン 八十島薫訳/国書刊行会)

時々、怪奇小説のアンソロジーでお見かけする名前です、ベンスン。本書はベンスンの短編集。
良いです! 「和解」「ホーム・スイート・ホーム」「鳥の啼かぬ森」なんかが好きです。
意外にも優雅でロマンがあります。(そしてヒューという名の友人が頻出するのが気になりました。実際の友人の名前かしら?)

▼復刊したけど。

架空の王国 ※送料無料 ※かなり難アリ、御注意!高野史緒/中央公論社)

先ごろ復刊しました(定価¥1995にて)。これは旧版です。難アリゆえにお安く。いかがでしょう?
偉大なマイナー作家(失礼?)高野文緒さんの軽やかな王室歴史エンターティンメント・ミステリー(?)。手堅く楽しめます。
→日本ファンタジーノベル大賞つながり

▼じっと見る。

こころの風景 講談社文庫 ※送料無料(藤城清治/講談社)

藤城清治さんの影絵33点と、創作生活を語る随筆「わたしの影絵」約50pを収録しています。
じっと見たい希少文庫です。
→藤城清治と言えば