家畜人ヤプー（沼正三　宮崎保之挿画／都市出版社）

箱は相当痛ミがあるので、御注意。

都市出版社の初版です。有名なあの話です。こんな話かなぁ〜とおぼろげに思っていたものが、なるほどこんな話なんだな、とハッキリしました（笑）。
金井美恵子さんが解説を書いていて、驚きました。嬉しい。

真ク・リトル・リトル神話大系　第8巻（ラヴクラフト他　S・T・ヨシ編／国書刊行会）

箱は状態悪。

装丁からしてものものしい真ク・リトル・リトル神話大系です。バラなんですが、第8巻だけたまたま見つからない方、いらっしゃったら、どうぞ。
国書刊行会さん、現在「新編」を刊行中のようです。

迷路―落合恵子とあなたがつくる愛の詩集（落合恵子：詩　小野千世：画／ＰＨＰ研究所）

PHPさんの愛の詩集には、こんなんもありですか。
タイトル通り、落合恵子さんと読者が2人で作る詩集です。つまり、挿絵だけのページがあるので、そこにあなたの作った詩を書いてくださいと、そういうことになってます。奥付の著者欄も、空いてますよ。

犯人はダ・レ・ジ・ャ事件簿（犯人はダレジャ事件簿）　奇想天外ノベルス（横田順弥／大陸書房）

久しぶりに苦笑いした本です。
短いパズル小説を33篇収録。解答編は巻末に有り。しかし、「絶対に論理的思考では解決は不可能である。では、いかにして解くか？　それは本書のタイトルに、明解に示されているのジャ！」
そう。嫌な予感は当たりで、つまり全部ダジャレで解くのです。ガーン。
こんな本を出すという勇気。

斎王夢語（萩尾望都、森田高并、皆川公治、結城美紗子／新潮社）

代々の斎王の物語。「大好評を博したオリジナル戯曲」だそうです。
巻頭に萩尾望都さんのカラー口絵が一つあります。モノクロ挿絵もあります。王朝ロマンですから、胸の高鳴る台詞もあり、ちょっと萩尾さんの漫画で読みたい気もしました。
ファンの方に。

ピラミッド（テリー・プラチェット　久賀宣人訳／鳥影社）

ディスクワールド・シリーズの一冊。
角川文庫で出てたディスクワールド・シリーズは、確か1冊のみで、「シリーズ言うても1冊しかないやん」と思っていたら、別の出版社さんががんばって出してたんですね。知らなかった。しかも何冊も出してるみたい。えらい。
因みに角川さんのは→こちら。

新カンタベリー物語　創元推理文庫（ジャン・レー　篠田知和基訳／東京創元社）

すんません。実は、超古典である本家をまだ読んでません。＜新＞に先に出会っちゃいました。でもね、これ、いいです！　まずは＜新＞から。どうでっしゃろ？
「たったの十ペンスで、おいしい肉料理を食べさせる怪しい料理屋の話、オウムと結婚したオールドミスの話、牡猫ムルが語る、けちな四人姉妹に殺された猫の話、フォルスタッフが居合わせた恐ろしい宴会の話等々…（あらすじより）」

マイナス・ゼロ　集英社文庫（広瀬正／集英社）

タイムトラベルものの名作です。
→詳しくは、タイムトラベルつながり

文庫版広瀬正小説全集は、自分でもどの巻を在庫しているのか分からなってきました。今度ミニ特集にしようと思います。
→しました。

男の首（シムノン）、黄色い部屋の謎（ルルー）、怪盗紳士アルセーヌ・ルパン（ルブラン）旺文社文庫3冊箱入　送料無料　※難アリ（ジョルジュ・シムノン、ルルー、ルブラン／旺文社）

※湿気帯びの痕跡がカバーと本体表紙に有。カバーに薄茶シミ、点々シミ。本文は状態良いが、カバー・表紙にシミ有。箱の状態は大変悪い、シミ汚レ。箱は「残っている」程度にお考え下さい。

箱には、「推理小説傑作選」と書かれています。こんな風に3冊セットで売り出したこともあったんだな、と、少しだけコレクター心をくすぐられました。

地下道　角川文庫（ハーバート・リーバーマン　大門一男訳／角川書店）

非常にサスペンスフルなあらすじから想像したのとは、少し違う方向に逸れていきます。
アレッと思った記憶があります。うろ覚え評ですみません。

道つながりを作る時には、忘れずに入れないとね。

サラダ・Salad・サラダ　今日のおかず13　栄養と料理文庫　※送料無料　※難アリ（女子栄養大学出版部：編／女子栄養大学出版部）

奥付に「入江麻木・上村泰子・鈴木登紀子：料理製作」と書かれています。
誰がどのレシピの担当者かは不明です。でも、なんとなく、これが入江麻木さんかしらー？と、思いながら眺めてみたり。

たそがれ時に見つけたの　陸奥A子傑作集　りぼんマスコットコミックス（陸奥A子／集英社）

相当初期の短編集ですが、すでに「何かある」と思わせてくれます。ザ少女漫画だ〜。
古すぎるのか、いつもと違う絵柄もあり。
→陸奥A子の著作在庫を検索

樫の木陰でお昼寝すれば　陸奥A子傑作集3　りぼんマスコットコミックス（陸奥A子／集英社）

ヒロインたちがあまりに初々しくて、もじもじしてて、可愛くて、照れくさくなります。
こんなに初々しかったことはかつて一度もなかったわたくしでさえ、何かを思い出します（笑）。
→陸奥A子の著作在庫を検索

わが幻覚の時（デュ・モーリア　南川貞治訳／三笠書房）

デュ・モーリアが幻覚剤に題材をとった、というから何かと思ったら、展開するのは、古い屋敷を舞台にしたゴシック・ロマン風のストーリー、だそうです。なるほど納得。

埋もれた青春（デュ・モーリア　大久保康雄訳／三笠書房）

「荒野の中の一軒家でいなか娘を襲った奇怪きわまる事件」（あらすじより）。
ニクイあらすじです。

兎（単行本版）（金井美恵子／筑摩書房）

短編集。集英社文庫版しか見たことがなかったので、ちょっと嬉しいです。へへっ。